新生活を始める際には、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど、さまざまな家電を準備する必要があります。
しかし、必要な家電は世帯人数や生活スタイルによって異なるため、
たとえば、一人暮らしとファミリーでは必要な家電の容量やサイズが異なり、自炊をするかどうかによっても優先して揃えたい家電は変わります。
また、物件によってはエアコンや照明などがあらかじめ備え付けられている場合もあるため、購入前に設備を確認しておくことも大切です。
本記事では、
新生活でまず確認したい家電一覧
新生活に必要な家電は、生活スタイルによって異なります。
たとえば、自炊をほとんどしない場合は炊飯器をすぐに用意する必要がないこともあり、テレビを見ない場合はテレビも必須ではありません。
そのため、最初からすべてを揃えるのではなく、
入居後すぐに使うことが多い家電
新生活を始める際、早めに準備しておきたい代表的な家電は次のとおりです。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- エアコンなどの空調家電
冷蔵庫や洗濯機は、食材の保存や洗濯など日常生活に関わるため、入居後すぐに使用することが多い家電です。
電子レンジも、食品の温めや簡単な調理に利用できるため、新生活で準備しておくと便利でしょう。
一方、エアコンなどの空調家電は、物件設備としてあらかじめ設置されている場合があります。
生活スタイルに応じて揃えたい家電
次のような家電は、自分の生活スタイルや必要性に応じて検討するとよいでしょう。
- 炊飯器
- 掃除機
- 電気ケトル・電気ポット
- トースター
- テレビ
- 空気清浄機・加湿器
- アイロン
たとえば、自炊をする場合は炊飯器や電気ケトルがあると便利ですが、外食が中心であれば優先度は低くなります。
テレビやアイロンなども、普段の生活によっては使用しない場合があるため、必ずしも入居時に揃える必要はありません。
【人数別】新生活で必要な家電の選び方
家電を選ぶ際は、世帯人数に合わせて容量やサイズを検討することが大切です。
特に冷蔵庫や洗濯機は、使用する人数によって必要な容量が変わります。
ただし、同じ人数でも自炊やまとめ買いの頻度、洗濯の回数などによって適したサイズは異なります。
一人暮らしの場合
「一人暮らし」では、大きすぎる家電を選ぶと、限られた居住スペースを圧迫してしまうことがあります。
特にワンルームや1Kなどでは、容量だけでなく家電本体のサイズも確認しておきましょう。
冷蔵庫は、外食が中心であれば150L前後、自炊する機会が多い場合は150~180L程度が目安の一つです。冷凍食品や作り置きを多く保存したい場合は、200L以上も選択肢になります。
洗濯機は、毎日洗濯する場合は5~6kg程度が目安です。数日分をまとめて洗う場合は、7kg程度の容量があると余裕を持って使いやすくなります。
二人暮らしの場合
「二人暮らし」では、一人暮らしよりも食材や洗濯物の量が増えるため、少し余裕のある容量を検討するとよいでしょう。
冷蔵庫は、2人世帯では360~410L程度が目安の一つです。
ただし、外食が多い場合や買い物をこまめにする場合は、よりコンパクトな冷蔵庫でも十分なことがあります。反対に、まとめ買いや作り置きが多い場合は、冷凍室の容量にも注目して選びましょう。
洗濯機も洗濯頻度によって必要な容量が異なります。毎日こまめに洗う場合より、数日分をまとめて洗う場合の方が大きめの容量が必要になります。
ファミリーの場合
「ファミリー」では、家族の人数に加えて、食材のまとめ買いや洗濯の頻度なども考慮して家電を選びます。
冷蔵庫は、3人家族で430~480L程度、4人家族で500~550L程度が目安の一つです。
家族が多い場合は、冷蔵室の容量だけでなく、冷凍食品や作り置きを保存する冷凍室、野菜を保存する野菜室など、それぞれの収納スペースも確認しておくとよいでしょう。
洗濯機は、4人家族で毎日洗濯する場合、8kg以上が目安です。洗濯物が多い家庭や、シーツ・毛布などをまとめて洗いたい場合は、さらに余裕のある容量も検討します。
容量だけでなく設置スペースも確認する
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、人数に合った容量を選ぶだけではなく、設置できるかどうかの確認も必要です。
特に、
洗濯機の場合は、防水パンのサイズや蛇口の位置も確認が必要です。
冷蔵庫も、本体が設置場所に収まるかだけでなく、扉を開閉するためのスペースや放熱に必要なスペースを確保できるか確認してから選びましょう。
「購入したのに設置できない」といった失敗を防ぐためにも、購入前の採寸が大切です。
家電を購入する前に確認したい4つのポイント
新生活に向けて家電を揃える際は、必要な商品を選ぶだけでなく、購入前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。
特に大型家電は、購入後に「サイズが合わない」「予算を超えてしまった」といった問題が起こることもあります。
ここでは、家電を購入する前に確認しておきたい4つのポイントを紹介します。
①必要な家電を整理する
まずは、新生活で必要になる家電を整理しましょう。
現在使っている家電を新居でも使用するのか、新しく購入する必要があるのかを確認すると、必要なものが分かりやすくなります。
また、物件によってはエアコンや照明器具などが設備としてあらかじめ設置されている場合があります。
②家電に使える予算を決める
新生活では、家電以外にも引越し費用や家具の購入費用など、さまざまな出費が発生します。
そのため、家電を選び始める前に、「家電にいくらまで使えるか」を決めておくことが大切です。
予算を決めずに商品を選ぶと、機能やデザインにこだわるうちに、想定以上の金額になってしまう場合があります。
③設置スペースと搬入経路を確認する
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を購入する際は、設置場所のサイズを事前に確認しておきましょう。
設置スペースに収まるサイズでも、玄関や廊下、階段などを通れなければ搬入できない場合があります。
特に確認しておきたいのは、次のような場所です。
- 冷蔵庫・洗濯機の設置スペース
- 玄関や室内ドアの幅
- 廊下や階段の幅
- エレベーターの入口や内部の広さ
- 洗濯機の防水パンや蛇口の位置
④個別購入か家電セットかを検討する
家電の購入方法には、一つずつ好きな商品を選ぶ「個別購入」のほか、複数の家電をまとめて購入できる「家電セット」という選択肢もあります。
個別購入は、メーカーや機能、デザインなどを自由に選びやすいことがメリットです。
一方、家電セットは、一つひとつ商品を探す手間を減らし、必要な家電をまとめて準備しやすい点が特徴です。
初めて一人暮らしをする場合や、引越しまでの期間が短い場合は、家電セットを活用することで新生活の準備を進めやすくなることもあります。
自治体の省エネ家電購入支援を利用できる場合もある
新生活で家電を購入する際は、自治体が実施している「省エネ家電の購入支援制度」を利用できる場合があります。
省エネ性能の高い冷蔵庫やエアコンなどを購入すると、ポイントなどの交付を受けられる制度が実施されている地域もあります。
省エネ家電購入支援制度の例
2026年8月時点では、たとえば次のような制度が実施されています。
- 石川県「いしかわ省エネ家電・機器購入応援キャンペーン」
- 長野県「信州省エネ家電等購入応援キャンペーン第3弾」
石川県では、省エネ性能の高い対象家電・機器を購入した方に、ポイントを交付する「いしかわ省エネ家電・機器購入応援キャンペーン」を実施しています。
購入対象期間は2027年1月17日まで、ポイント交付申請受付期間は2027年1月31日までとされています。
また、長野県では「信州省エネ家電等購入応援キャンペーン第3弾」が実施されており、エアコンや冷蔵庫、テレビ、LED照明器具などが対象となっています。
購入対象期間は2027年1月31日まで、ポイント申請期間は2027年2月14日までとされています。
省エネ家電の購入支援制度は、すべての自治体で実施されているわけではありません。
新生活で冷蔵庫やエアコンなどを購入する予定がある場合は、「自治体名+省エネ家電」などで検索し、利用できる制度がないか確認してみるのもおすすめです。
家電をまとめて揃えるなら「家電セット」という選択肢も
新生活に必要な家電を一つずつ購入する場合、商品を比較したり、それぞれの配送日や設置日を調整したりする必要があります。
メーカーや機能、デザインなどにこだわって選びたい場合は個別購入が向いていますが、初めて一人暮らしをする場合や、引越しまでの準備期間が短い場合は負担に感じることもあるでしょう。
そこで選択肢の一つとなるのが、「家電セット」です。
家電セットが向いている人
家電セットは、次のような方に向いています。
- 新生活に必要な家電を一から揃えたい方
- 初めて一人暮らしをする方
- 家電を選ぶ時間や手間を減らしたい方
- 引越しまでの準備期間が短い方
- 必要な家電をまとめて準備したい方
一方、すでに使える家電を持っている場合や、メーカー・機能・デザインなどを細かく選びたい場合は、個別購入の方が適していることもあります。
家電セットを選ぶときに確認したいポイント
家電セットを検討する際は、価格だけでなく、セットに含まれている家電や配送・設置の条件、保証内容なども確認しておきましょう。
特に確認しておきたいポイントは次のとおりです。
- 必要な家電がセットに含まれているか
- 家電のサイズが新居に合っているか
- 送料や設置料金がかかるか
- 配送日の指定・調整ができるか
- 保証や購入後のサポートがあるか
セット価格だけを見て決めるのではなく、
まとめ|新生活に必要な家電は生活スタイルに合わせて選ぼう
新生活で必要な家電は、世帯人数だけでなく、自炊の頻度や洗濯の回数など、生活スタイルによって異なります。
そのため、最初からすべてを揃えるのではなく、
購入する際は、予算や設置環境、必要な機能などを確認しながら、自分に合った家電を選びましょう。
また、新生活を始める際には、家電の準備だけでなく、
家電の準備とあわせて必要な手続きを整理し、入居後すぐに生活を始められるよう準備を進めていきましょう。
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